女神にキスを! (R18版はこちら)とランス10コラボの感想4です(コラボ期間は終了済)。
感想1、感想2、感想3(ランス達のメインストーリー解説)もあり。
この記事では『女神にキスを!』世界でのランス達の個別シナリオを解説します。コラボのランスってどんな話だったの?という人へ。
『俺様参上!!Rance×Kiss』は異世界で活躍するランス達を描くシナリオ
ランス、シィル、リア、マジック、シーラ、マリアの各キャラにSTORY1、STORY2、STORY3の3つの個別シナリオがある。
STORY3はHイベントで、なんとフルボイス!
ランスの個別シナリオ
ランス STORY1 逃亡者
帝国から逃げているうちに、ランス達は散り散りになってしまった。ランス、シィル、マリアの三人はなんとか合流し、三人で森を進む。
逃げてる最中にシィルの膝枕で昼寝してしまうランス。
体力的にきつくなってきたシィルを気づかってるのだが、そんな素振りはおくびにも出さない相変わらずのランス。
そこに帝国の追手の女幹部とその部下たちが急襲。
だがランスはいつものペースを崩さない。
そういやランスってちょくちょくメタ発言してたなw
ランスはモブ子をからかい時間を稼ぎ、閃いた作戦をシィルとマリアに話す。
作戦を実行しようとするが、その前に女幹部達が攻めてきてシィルは捕えられてしまう。
いったん逃げるランスは「死んでも死ぬな!」とシィルに無茶苦茶な命令をするのだった。相変わらずのツンデレっぷり。
ランス STORY2 最高の作戦
ランスがシィルを置いて逃げたと見なしたモブ子。
見捨てて逃げた男をシィルがなぜそこまで慕うのか、モブ子は疑問に思う。
モブ子のランスへの罵倒に反論するシィル。シィルとランスの仲はお前らもう結婚しろよと言いたくなるな。
そこにランス参上!
モブ子に気付かれないよう樹上に登って戻ってきていたランスが上空からモブ子に奇襲をかける。
魔剣カオスがないランスは慣れない丸太で戦うが、女幹部に苦戦。徐々に押されて形勢が悪くなり……
そこにマリアが! 逃げる時に拝借していた爆薬を使い爆発を起こす!
シィルが炎の矢で追撃。爆発で緩くなっていた地面が炎の矢を受けて崩落。モブ子は亀裂に飲み込まれ落ちていった……
ランス大勝利!と思いきや、ランスの足元にも亀裂が広がりランスも落っこちてしまう。
あまり高くない位置から落ちたためか、怪我はなかったランス。
しかしそこには先に落ちたモブ子がいた。交戦状態になるもモブ子の動きは鈍い。どうやら足を怪我しているようだ。
怪我した足ではモブ子に勝ち目はない。観念するモブ子。
ランス「ぐふふふ……。では、宣言通りお仕置きタイムといこうか。」
はい。
ランス STORY3 ハイパー兵器の猛威
はいテンプレ。くっころです。
楽しそうなランス。ホント楽しそうにHするよねランスは。
Hシーンはいつものランスのアレ。ボイス有り。
ランスのマジカルハイパー兵器から皇帝液発射でモブ子即落ち終了。
異世界でもランスはランスなのだった。
シィルの個別シナリオ
シィル STORY1 全然見つかりません!
帝国から逃亡中の6人(ランス、シィル、リア、マジック、シーラ、マリア)。
逃亡中でもランスとシィルはいつも通りの熟年夫婦っぷりだった。
しばらく何も食べてなかったランス達。さすがにお腹が減ってきた。
森の中で食べ物を探すが、ポポラの実もスベリヒユも何もない。異世界だからね……
食べ物が見つからずイライラするランス。そこにモブ悪役達が「へっへっへ……お嬢ちゃんたち上玉じゃねえか」とやってきた。
虫の居所が悪いランスの不意打ちランスアタック!
撃退したモブ悪役から食料や金品を探すが、あまり大したものは出てこないのだった……
シィル STORY2 やっぱり見つかりません!
腹が減って動けなくなったというランスはシィルに食料をとってくるよう命じる。
投石女子のシーラにも手伝ってもらい、シィルは果物を大量にゲット。
食べ物にありつきランスも満足するかと思いきや、ランスは果物にはもう飽きたと子どもみたいなワガママを言い出す。
そこに都合よくイノシシのような生き物が!
ランス「見たか、シィル?」
肉を追いかけるランス達。
イノシシはさすがに足が速く、二人は見失ってしまう。
イノシシを追って森深くに入り込んだランスとシィルはいつの間にか二人きりに……
知ってた。
シィル STORY3 やっと見つかったのですが……
はぐれた他の4人に気付いてもらうため、大きな声でシィルを喘がせようとするランス。まぁHしたいだけやねw
そしてHシーンへ。
このシィルの一枚絵よかった! 裸差分もあったけど服着ている方がエロかわだった!
シィルの喘ぎ声が響いていたのか、他の4人もやってきて合流。
シィルをひんひん言わしてスッキリして幸せそうなランスだった。
リアの個別シナリオ
リア STORY1 二人のダーリン
統治者らしいリア。『あっちの帝国』はヘルマンのことだよね。
一緒に歩いていたランスはこちらの世界に来てから機嫌がいい。その理由は、
世話になってるR.E.A.Pの女の子たちが美少女ぞろいだから! 分かりやすい。こっちなら変なしがらみも無いしね。
リアがランスに(一方的に)じゃれていると、廊下の向こうから「ダーリン」という声が。
ルドラサウム世界にはリア以外にランスをダーリンって呼ぶ女の子いなかったもんな。もし居ても消されてそうだけど。
向こうの「ダーリン」の声は、レナが司令官(主人公)を呼ぶ声だった。
ランスと司令官、リアとレナが軽く言葉をかわす。
なんてことのない女の子同士の会話をしつつもリアはレナを値踏みしていた。
レナはランスには興味なさそう。ならOK。これ以上ライバルは増やしたくないもんね……
一方ランスは自分以外の男がハーレムを築いていることに腹を立てているのであった。
リア STORY2 ドンチャン騒ぎ
ランスはシィルとシーラを両隣に侍らせドンチャン騒ぎをしていた。
シィルとシーラはリアの最大のライバル。異世界に来てしまったのだしこの際この二人を排除できないものか、と怖い事を考えるリア。
でもランスに「こっち来い」と呼ばれると、すぐに上機嫌になるリア。可愛らしいのう。
どこに行ってたのかを聞かれたリアは、正直に司令官の所へ行っていたと答える。すると……
焼きもちを焼くランス。ランスはリアのこと邪険にすることも多いけど、なんだかんだ好きだし「俺様の女」なんだよな。
ランスに嫉妬されて嬉しいリア。ランスのことをどれだけ愛しているかを語る。
世界だってプレゼントする!というリア。リアならできそうで怖い。
ランスはすっかり上機嫌。機嫌のいいランスにリアはじゃんじゃんお酒をつぎまくる。
……しばらくして酔いつぶれてしまったランスを、リアは自分の部屋に運ばせるのだった。
リア STORY3 ダーリン独り占め♪
酔っぱらったランスと自室でイチャイチャするリア。リアが幸せそうでよかったよ……
そのまま酔っぱらったランスと……
お姫様衣裳でH。
ランス10では凌辱系の酷いHシーンしかなかったからね。ラブラブHできて(ランス酔ってるけど)よかったね。
そりゃあこのリアならチャンスがあったらランス独り占めしようとするよなあ。二部の落ち着いたリアなら分からんけど。
異世界の世界情勢を利用してランスを独り占めしようと企むリアであった。
マジックの個別シナリオ
マジック STORY1 マジック逃走中
ランス、シィル、マリアとはぐれてしまった三人。姫様達は相変わらず仲がいいですね(白目)。
分かりやすい関係じゃないけどこの三人の関係もいいよね。三すくみ的な……
いつものようにマジックとリアが喧嘩してシーラがあわあわ仲裁する。そうこうしてるとリアが、
「せっかく違う世界にいるんだし、ダーリンの一番……ううん。どうせなら、たった一人のパートナーになりたいと思わない?」
と爆弾を落とす。
恨みっこなしで、一番になれなかった二人は一番の子をサポートするとかなんとか。
このリアの提案に揺れるマジック。ちょろいな!
しかしそうしているうちに帝国の追手がやってきた。三人は慌ててまた逃げる。
マジック STORY2 マジック孤独中
逃げているうちにリア、シーラともはぐれてしまったマジック。
孤独だ。なんでこんなことに。元はといえばランスのせい!
とランスのことを考えはじめるとマジックの頬が赤く染まり始め、さっきのリアの提案も思い出してしまう。
マジック「ランスのたった一人のパートナーかぁ……」
デコちゃん可愛い!
しかし今のマジックは一人だ。段々と心細くなってくる。
そうマジックが呟いた時、帝国兵の大きな声が聞こえた。
その帝国兵は一人。マジックは先ほどまでの弱気を打ち払って帝国兵に雷撃を放つ。
しかし帝国兵にはたいして効果がない様子。驚くマジック。
その帝国兵は変装したランスだった。ランスって変装好きだよね……
感極まって思わずランスに抱きつくマジック。乙女ですねえ。
乙女の気持ちをよーっく分かっているランス。
ですよね!
マジック STORY3 マジック艶事中
有無を言わさず艶事になだれこむランス。ランスに常識は通じない。
近くに敵がいるし、廃屋だし、と躊躇うマジックだったがランスは力強く「声さえ出さなきゃバレない!」と言い切るのだった……
マジックのこの絵はとにかく黒スト!黒スト!という感じ。黒いストッキングってどうしてこんなに魅惑的なのだろう……
声を抑えながらがんばるマジックもよかったです……
事後。ぷりぷりと怒るマジック。
ランスは自信たっぷりに言い放つ。あきれつつも、そんなランスも好き……という感じのマジック。
マジックの差し出す手を珍しく素直に握り返すランス。二人は他の皆を探しに出発するのだった。
シーラの個別シナリオ
シーラ STORY1 私にできること
シーラ「よいしょ……よいしょ……」
何かの練習をするわけでもなく、洗濯籠を運んでいるシーラ。
そんなシーラと廊下で出会ったティナ。家事全般をこなしまくっているシーラに、そこまでしなくてもいいのにとティナは言う。
シーラは家事をするのが好き。だから苦にならない。ランス9の奴隷時代も家事を覚えていくの楽しそうだったもんなぁ。
あっという間にかなみちゃんより家事うまくなってたし……
そうして二人が話していると、廊下の向こう側をランスとシィルが歩いていた。
ランスに理不尽なことを言われたりセクハラでお尻を触られたりと、端から見れば酷い目にあっているシィル。
そんなシィルを見てシーラは、
シーラ「……いいな、シィルさん」
羨ましそうに呟いた。
ヘルマンの姫って、そういうところ(M属性)、あるよね。
シーラはまともな子ですよ。たぶん。
ティナのシーラを見る目がちょこっとだけ変わった一日だった。
シーラ STORY2 まだまだ未熟ですが
会議が始まって2秒でつまらなくなるランスはシーラを呼びつける。
そばに駆け寄るシーラ。だがそこじゃない、ここだ、と自分の膝を指し示すランス。
会議中で周りには人がたくさん。それでもシーラは恥ずかしながらランスの膝に腰掛ける。
シーラの感触にご満悦のランスだった。
ともあれ会議が始まった。会議に参加している皆は、資料のいくつかのページが普段より読みやすくなっていることに気づく。
それは全てシーラが手伝ったページだった。シーラの高い事務能力を皆が口々に褒める。さすが大統領!
自分の女を褒められていい気分のランス。
だがランスの『シーラは俺様の所有物』発言に、大切な仲間を所有物だなんて!と憤る者もいた。
優しい子ですねえ。で、所有物とランスに言われた当のシーラはというと、
頬を赤く染めて嬉しそうにしていました。
もう何もいえないよね……
会議終了。もよおしてきたランスはシーラを抱えて部屋へ向かうのであった……
シーラ STORY3 私にできること
部屋に連れ込まれたシーラはランスのなすがまま……
シーラは相変わらずの正統派美人!
会議の時からいやらしいことを考えてしまっていたシーラさんエロかった!
事後。幸せそうなシーラ。
ランスって時々びっくりするほどイケメンなことも言うよね。ひどいやつだよ……
お幸せに!
マリアの個別シナリオ
マリア STORY1 研究者談義(恋)
自分の知らない高度な機械に囲まれて幸せいっぱいのマリア。
研究心いっぱいのマリアは中の構造を見せてもらっていいかを所長のハンナに尋ねる。
ハンナ「それ、明日のミッションで使うやつだから分解するのはダメだからね?」
マリア「私、分解するなんて一言も言ってないんですけど……」
ハンナ「するでしょ?」
照れながらも「分解する」というマリアさん。この照れ顔いい……
マリアと同類のハンナはマリアの行動が手に取るように分かるのだった。
同類のマリアのハンナは意気投合! ハンナはマリアを客員研究員として歓迎するとまでいう。
意気投合したハンナがさっそくマリアに質問するが、それは技術的なことではなくランスのことだった。
ランスとの関係は確かに伝えづらいよねえ。家族? 恋人? 身体だけの関係? ぜんぶ違うよな。
機械談義も恋愛談義もできる友達ができてよかったね!
マリアと対等の同類ってランス世界にはほとんど居なかった気がする(カスミは弟子だしパイアールは魔人でレベルが違いすぎるし)。
ちょっと新鮮だった。
マリア STORY2 二人のマリア
基地の女達がランスになびかない…… まぁランスがモテたらゲームの都合上まずいからな!
憂さ晴らしにマリアに八つ当たりしようとするランスだったが、マリアは忙しくて塩対応。
ちょっと拗ねたようなランス。マリアは思わず吹き出してしまう。
二人がじゃれ合っていると「あたしのこと呼ばなかったー?」と金髪の女の子がやってきた。
どうもその女の子の名前もマリアで、自分が呼ばれたのかと思ったらしい。ややこしいからと呼び方を変えるランス。
金髪のマリアはそのままマリア。ランス世界のマリアはマリア(眼鏡)。
マリアのことをマリア(眼鏡)と呼ぶ金髪のマリア。ややこしいw
金髪のマリアは宇宙人と友達になるのが夢だという。マリアに宇宙船が作れたら自分も乗せてね、と頼み込む。
ロケットの構想はあるマリア。鬼畜王のエンディング『宇宙へ よかったね、マリア』を思い出すな!
二人のマリアが話している間、妙に静かだったランス。おもむろにマリアの肉を掴みだす!
マリアといえば肉! 肉々しい抱き心地・揉み心地こそがマリア! 楽しそうに酷い(悪気はない)言うなあw
ランスが肉を揉んでマリアは思わず声が出る。その様子を見ていた金髪マリアは「ご、ごゆっくり~」と逃げて行ってしまった。
ハイパー兵器が目覚めたランスは責任を取らせようと、マリアを人目につかない場所につれていく……
マリア STORY3 マリアの抱き心地
「せめて部屋で……」と言ってしまって焦るマリア。ずっとランスとの関係に悩んでいたもんね。
でもこうなったランスは何を言っても止まらない。付き合いの長いマリアはそのことをよく知っているのだった。
マリアは一枚絵もなんか肉々しかったよ! ムチムチでいいやん!
楽しそうにマリアのムチムチお腹を触ったり、中はダメ……(シィルちゃんに)悪いから……と抵抗するマリアに出しちゃったり、なかなか良いHイベだった。
『どうせ私なんか放っておいてシィルちゃんの所に行くんだろうな』と思っていたマリアにこの言葉。
ランスの思わぬ言葉に動揺。嬉しそうなマリア。
「……ひどい男ね」という台詞とはうらはらに、いい笑顔のマリア。
マリアが幸せそうでよかったよ。ランス10本編のHシーンは色んな意味で酷かったからな。
機械文明も発達してるしマリアはこの世界の方が幸せになれるんじゃないかなあ……
以上、ランス、シィル、リア、マジック、シーラ、マリアの個別シナリオ解説でした。