ランス10 ゲーム史に残る最高に魅力的な主人公ランス!ユニット・食券・キャラ解説
※食券イベント???その他、下に行くと致命的なネタバレ有り※
ランス(主人公枠。無属性) | |
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ユニット性能 | |
食券・裸イベント | |
ツンデレ(対シィル) |
ランスシリーズの登場作品:ランスシリーズ全て
言わずもがなの主人公、我らがランス!
若い頃は今よりもっと自分勝手で相手の都合など全く気にせず無理やりヤりまくってたが、戦国ランス辺りからやや丸く和姦志向になってきた。
とはいえやっぱりランスはランス。やることはやる。ランスがランスらしく動いているだけでもう面白いというエロゲ主人公の鑑。
ランスのユニット性能
- ★突撃―零― :AP0
- ★ランスアタック:AP3
基本のLv42ランスのスキル。主人公だけあって強い。AP0近接攻撃の『突撃―零― 』に必中の『ランスアタック』。どんな状況でも使っていける。
Lv45ランスはちょい特殊。『捕獲突撃』は女の子モンスター集めに。
『カオス投擲』はレイタイマン戦で反撃を避けながらの攻撃、ハウゼル、ハウゼル&サイゼル姉妹戦で飛行+無敵結界を剥がすのに役に立つ。
Lv55ランスはAP0攻撃二つでどんな状況でも延々とダメージを与え続けられる。強い。
Lv65ランスはボス特効の『鬼畜アタック』がボス戦でとにかく強い。物理攻撃upの支援張ってコンボ稼いで鬼畜アタックで大ダメージ。必中なのも心強い。
Lv85ランスはカード自体が滅多に手に入らん気が。『鬼畜アタック』と『英雄(スタンダウン無効)』。このスキル『英雄』があの戦いであればなあ。これさえあれば時折起こるあんな間抜けな事態もなかったろうに。
タイニーランスは省略。サイバー空間で使お?
全裸ランスはパーティー7人全員全裸カードで揃えるのが条件だが、条件さえ揃えればAP3で魔法(5倍)攻撃が使えるので強いだろう。
ver1.03から全裸ランスにスキル『全裸愛』が追加された! パーティーに入れてると全裸カードが出やすくなる。全裸カード収集に良!
全キャラ加入全キャラ最高ランクみたいな極まった状態になると、主人公勢力の人数の少なさからATKが物足りなくなったりもするかもしれない。けど普通にプレイする分には気にする必要なし。→ver1.03でランスのカードが12枚追加された!
- ●パンダ ランス(悪)
- ●王様 ランス(鬼)
- ●皇帝 ランス(宇)
- ●執事 ランス(R9)
- ●Lv40 ランス(R8)
- ●Lv38 ランス(R7)
- ●医者 ランス(R6)
- ●Lv33 ランス(R5)
- ●Lv29 ランス(R4)
- ●Lv23 ランス(R3)
- ●Lv18 ランス(R2)
- ●Lv10 ランス(R1)
追加された上記のランス群はスキル的には強くない。スキルが1つだけのカードも多いし。Lv29 ランスの鬼畜アタックが序盤で入手できれば強いかな?くらい。
ただし12枚もランスカードが追加されたことで、主人公勢力のステータスが大きく底上げされた。ランスめっちゃ強いよ! さすが主人公!
ランスの食券・裸イベント
裸イベントは無し。拠点クエストの『鋭気を養う』イベントで全裸ランスが手に入る。このイベントが実質ランスの裸イベント。内容はハーレム。
食券イベントはランスとシィルのじゃれあい、子ども達とのほのぼの。
食券A。登場人物:シィル、クリーム
総統になったことをシィルに自慢するランス。楽しそう。
「これからは俺のことは総統閣下様と呼べ。言葉の最後にも総統閣下様をつけろ」とランスはシィルに命令するが……
「靴下の穴を繕っておきました、総統閣下様」「懸賞が当たるなんて初めてです、総統閣下様」
律儀にランスを総統閣下様呼びするシィル。でも話の内容は総統閣下っぽくない会話ばっかりw
雑誌の懸賞が初めて当たって喜ぶシィル可愛いです
総統閣下様になってもランスとシィルは変わらないのでした。お前らもう結婚しろ!
クリームちゃんが「平和な……」とこぼして終。
食券B。登場人物:シィル、クリーム
「お前のご飯(へんでろぱ)の方が量多いんじゃないか?」
へんでろぱだけでなく、具とかパンとかサラダとかうはぁんとか、シィルの食べ物を全部とっていっちゃうランス。シィルには水しか残らない。
はい、いつもの。ランスとシィルのじゃれあい。ヌヌハラさんが悶えてそう。
総統でも食べ物に困るのかと思われると兵の士気に関わるから兵の前ではそんな会話しないでくださいね、とまたクリームちゃんの小言でシメ。
食券C。登場人物:ナギ、リセット、シィル
ランスの部屋でナギとリセット、ランスが遊んでいる。くすぐられて耐え切れず笑っちゃう(笑うと負けの遊びらしい)リセット可愛い。
子ども達の体力にはついていけんと休憩してそのまま眠ってしまいそうになるも、もうちょっと子ども達に付き合ってあげるランス。やっぱりランスは子どもに優しい。
シィルが家事をしていてふと気づくと、三人とも眠ってしまっていた。
皆にシーツをかけてあげてランスの顔を覗き込んでいると、目を覚ましたランスと目が合う。
「……寒い、お前も来い」
ランスの腕を枕にして一緒に寝るシィルは幸せいっぱい。厳しい戦争の中の束の間の休息だった。
食券イベントはいつものランス&シィル。悪くはないが、メインシナリオ中のランスやシィル達の方が魅力的だったな。
ランス。色んなゲームの中でも最も魅力的な主人公の一人だと思う。ランス10では?
ランスってどんな奴?に関してはひつじ小屋のランスのページが詳しい。本当にめっちゃ詳しい。ランス愛を感じる。
さて、ランス10ではランスはどんな風だったろう?
シィルが戻って来たから嬉しそうで生き生きとしていて…… 人類総統として人類のトップに立って魔人を討伐していって……
印象的だったシーンをいくつか挙げてみる。一番好きなのはやっぱり2部ラストバトル前のあのシーンだが、その辺りの感想についてはプレイ日記14に書いているので省略。
それ以外のシーンを挙げてみる。
ニミッツ・リークとの一連のシーン
『リーザスで魔人退治2』のニミッツちゃんとランスのシーンはよかった。
昔の色々から必要以上に自己評価が低く、世界すべてに絶望していたニミッツ。
そんなニミッツを、可愛ければ細かい事なんて気にしないランスが、底抜けの陽気さ・H好きで救っちゃう。
レキシントン(ニミッツ)の「がおー」も可愛かったし、あの後のニミッツももっと見たかったな。
メインシナリオではあの後ニミッツほとんど(全く?)出てこなかったのが残念。
パステルやフェリスとの夫婦喧嘩
パステルはポンコツかわいい。ランスと絡むと生き生きしている。相性いいよねこの二人。出会いが違ったらどんな二人になってただろう?
『魔王探索』イベントでの二人。崖の下に落ちそうになった時の足の引っ張りあいにめっちゃ笑った。死にかけてるのにw
すんでの所でベゼルアイに助けられてもまだ喧嘩し続けて、「喧嘩続けるなら手を離すわよ」って言われて、
パステル「そ、そうじゃそうじゃ、こんなのただのじゃれ合いじゃ」。二人の息が合ってて笑える。
他にもリセットに一時的に嫌われてショックを受けるランスを見て「やーい、嫌われた嫌われた~」って言ってるとことか、ウェンリーナー抱きしめて「あったかいのじゃあ……」でウェンリーナーをランスと取り合うとことか、パステルとランスの絡みは面白かったなあ。ケンカップルかよ。
フェリスの場合はランスが見せる不器用な優しさがいい。さすがのランスも自分が悪い事したって分かってるからね……
フェリスの受けた仕打ちを考えると、今まともに生きてるのが奇跡なくらいだし。
ランスがフェリスにケーキをプレゼントするとことか、ランスが不器用過ぎてかわいかったよ。まあホントひっでぇことしてるんだけどな!
ランス「とりゃーっ!!」ざくーっ!敵「うぎゃあああああ!」敵死亡の流れ
この流れどれも好き。疾走感+爽快感がある。
ランス10ではジャロ(メルフェイスに絡んでたブ男)は分かるが、まさか大物悪魔(笑)のネプラカスさんでもやっちゃうとは思わなかった。
ダークランスの因縁をあっさり片付けてしまって笑った。何気にフェリスがやられた事への報復でもあるよね。ランスは気づいてないけど。
他にも、
- ・『九州の魔軍を迎撃』イベントでケイブリスを倒したあとの、『俺、本当にケイブリスを倒したのか』みたいになってるランス。
- ・地底でブレイブ号を進めさせている時の少年のようにワクワクするランス。
- ・ケッセルリンクとの戦いの中でシィルもシーラももう帰ってこないんじゃないか、と弱気で不安になるランス。
- ・ヘルマン手動解放時のクズいランス。メディウサ戦の復活のランス(これはプレイ日記07でも書いた)。
と印象的なランスが色々あった。さすが主人公!しかも最終作だけあって、色んな面を見せてくれたなあと思う。
魔王ランス。2部以降のランスについて好き勝手に語る
魔王ランスのカードテキスト。もう大丈夫。
なお魔王ランスは使用できる全キャラ中ぶっちぎりの最強。文字通り桁が違うHPとATでスキルも超強い(AP0攻撃とAP3で8.5倍攻撃+行動阻止60%+必中の魔王アタック)。
Lv400ランスでも魔王ランスの4分の1以下のステータスだからな…… 魔王のヤバさがよく分かる。
さて、1部ラストにてバードにシィルが殺されて、シイルを生き返らせるために魔王化したランス。
この1部ラストから2部までの15年間のランスについては、年表以上のことは分からない(年表も完全な真実を書いてるとは限らないし)ので、推測・妄想するしかない。
きっとランスも当初は楽観してただろうな。俺様がわざわざ魔王になったんだから、シィルを生き返らせる方法なんてすぐ見つかる!って。
それが全然見つからなくて、もしかしてこのまま……ってなって、心が黒く染まっていったのだろう。
まあ実際はクルックーが魂を移したIPボディが破壊されただけで、シィルの本当の肉体・魂は別に存在していた。
なのでもし『生き返らせる方法』を見つけても、そもそも死んでないんだから生き返らせるなんてできなかったんだよね。
クルックー酷いぜ。いやまあ酷いどころかクルックーは影の大英雄なんだが。
しかし、ずっと黙っていたクルックーはどんな気持ちだったのかな? もし仮にランスが魔王化してすぐの時にシィルのことをランスに話していたら?
そのころはまだランスも魔王の力に慣れていないとかで、シィルの氷は溶かせなかっただろうか。
とはいえランスが魔王の力に慣れるだけだったら、15年も待つ必要はなかっただろう。
RA5年にランスが魔王の血に屈する前後にでもランスに本当のこと話して、シィルの氷溶かしてめでたしめでたし、とかも可能だったんじゃ?と思う。
しかしそれでは最大の問題が解決しない。
ランス10二部if
もしRA5年にシィルが復活してシィルの存在のおかげでランスが安定して、ランスが魔王の本能に屈さないようになったら?
ランスがランスのままで魔人全員に命令できるようになるわけだから、世界は平和になる。人間国家もランスに逆らえない(逆らわない)し、実質世界統一だ。
シィルを魔人化したとすればランスの魔王の任期が終わるまで、シィルが人間のままでもシィルが寿命で死ぬまであと50年~80年?くらいは平和が続く。
ただ鬼畜王(ifだけど)のこと考えると、ルドちゃん気ぃ短いよね多分。完全に平和になったら10年も待ってくれなさそう。
「飽きた」で、エンジェルナイト差し向けて人類滅亡、次のメインプレーヤーへ、ってなる可能性は高そうだ。
そういう危険性も理解していたから、クルックーはランスにシィルの真実を話さなかったのだろう。
- RA2年。クルックーがルドラサウムに面会。ここでエールちゃん計画を提案してるはず。エールちゃんの年齢からしてこの前後でクルックー妊娠? いや、妊娠したからこそルドラサウムに面会したのかも。
- RA4年。神異変。神が消える。神が消えた理由はルドラサウムがクルックーの計画を承諾した影響か。「お前ら(神)しばらくの間、ぼく(ルド)の邪魔すんな」的な。確定的な情報はないので推測。
- RA5年。ランスが魔王の本能に屈する。リセットビンタ一回目。
- RA8年。またランスが破壊の衝動が抑えづらくなる。ここで出てきたRECO教団っての、話に全く関わってこなかったな。
- RA9年。鬼畜王戦争。新魔人の魔人ネルアポロン、魔人ヘビーカロリー、魔人ワルルポート、魔人DD。うーん、全員脳筋そう。
- RA10年。SBR作戦。これ、SBR=シルバレルなんだよね(確定ではないけどそれっぽい)。さらっとギャグ的に解決されてる鬼畜王戦争w
- RA15年。エールちゃん13歳
妊娠して産んでから、エールちゃんが育って冒険できる年齢になるまで待ってたんだろうなあクルックー。
13歳でも若すぎるし、本当はもうちょっと育ってからの方がよかったろう。でもランスがもう限界だから、ということでRA15年に冒険を始めさせたのじゃないかな。そして2部の結末へ。
このRA1年~RA15年の間ランスはどうやって魔王の血に耐えていたのだろう。シィルを助けたい一心か。配下の魔人達はどうやってランスを支えてたのか?
サテラやリズナは献身的に支えていただろうな。性的な意味で。魔人リズナは立ち絵エロ過ぎです!
ホーネットはランスが求めれば、って感じ? サイゼルとハウゼルは嫌々か? いやでもハウゼルはドはまりするし百合ん百合んだしなあ。
シルキィさんも英雄色を好むで恥ずかしがりつつ喜んでやるんじゃ? ワーグちゃんは力のオンオフできるようになったお礼にHさせてあげるとか?
CGが足りなさすぎるな。もったいない。
レイはメアリーと人生満喫か。いや、元ケイブリス派魔人で立場が悪いから、メアリーが貝を集めたりして頑張ってるんだったな。頑張れ!
サテラ、リズナ、ホーネット、シルキィ、サイゼル、ハウゼル、ワーグ、レイ…… この魔王ランス配下の魔人ども、言っちゃ悪いが脳筋だらけっていうか、軍師タイプがいないな!
ビスケッタさんはあくまでメイドだし、まだマシそうなホーネットとかハウゼルとかワーグも、色々考えて策を練るタイプじゃないし……。
火炎ちゃんとユキちゃんはもしランスが主人だったら頑張ったのかな。二人とも主人のために最大限のことをするタイプだし。
ハウゼルとサイゼルが幸せそうだからそれでいいや、って感じでランスには積極的に関わらなかったか。まあ魔人じゃなくて使徒だからしゃーないか。
こうしてみると、魔物大元帥になった学者がいなけりゃヤバかったんじゃないか。学者さん、何気にファインプレーしてるよ。
ランスの衝動をマシにするためにわざと魔人に反乱起こさせて攻めて来させたり、人間にも攻めて来させてたりしてたし。
配下の魔人達だけじゃ衝動を抑えきれなかったから、人間界で愛人作ったり志津香を求めたりとランスも色々頑張ってたんだろうなあ。
それもこれもシィルの為だったと思うと泣ける(好きでヤりに行ってた部分もあっただろうけど)。
魔王の本能を押さえつけて我慢して我慢して我慢し続けてたなんて、ほんとランスらしくない。
それから、エールちゃん達に助けられて、シィルに再会して、血の記憶を倒して、シィルと一緒にまた旅に出て、1年後にはクエルプランも合流していて、30年後にはハゲてて、この時はまだシィルとクエルプラン(+ひ孫たち)は一緒で、40年後には幽霊城のビスケッタさんに会いに行って、この時シィルとクエルプランはいなくて、60年後には100歳でたくさんの子孫に囲まれて、その夜にはお迎えが来て……
ルドラサウムが変わったから、ランス10までのような大冒険はもう無かったかもしれない。
でも、2部の後にも小さい冒険がいっぱいあったろうなあ。ずっと見ていたかった!
ランスシリーズって、ランス以外のキャラクターやその世界観それ自体もとても魅力的なゲームだ。
でもやっぱり主人公ランスの下心丸出しで破天荒でアホな行動が好きだったんだよ。
エロのためなら何でもする、悪魔でも神でもやっちゃう。異空間だろうが空から落ちながらだろうがやっちゃう。
そんなランスが好きだったんだなあとしみじみ思う。
ランスを見ているだけで楽しかった。
見ていたよ! ありがとう!