DMM GAMES 遊び放題(戦国ランス版)

ランス10シィル・プライン。ランスとシィルの物語。ユニット・食券・キャラ解説

※下の方にランス10の致命的ネタバレ有り※

シィル・プライン(その他。炎(氷、光)属性)
ユニット性能4 out of 5 stars
食券・裸イベント5 out of 5 stars
ランスの???5 out of 5 stars

ランスシリーズの登場作品:ランスシリーズ全て(ランス・クエスト~ランス9終盤までは、ほぼ氷漬け)

ランスの奴隷。とはいえ言葉通りの奴隷ではなく、実際はランスにとって一番特別な女の子。

ランス城の中では実質ランスの奥方のように見なされている。

破天荒なランスに対し、シィルは基本的には真面目で優しい子。ランスの外付け良心回路。

シィルのユニット性能

  • ★炎の矢:AP1
  • ★ヒーリング:AP1(AP累積)

上記のスキルはLv38 シィルのもの。シィルのカードは全部で7枚。これはアップデートで大量にカードを追加されたランスと志津香を除けば最大枚数。

全てのシィルカードでランクは共通。シィルのランクを上げていってシィルカードが集まってくれば、その他勢力の戦力が一気に底上げされる。

また、Lv11 シィルタイニー シィル以外の5枚はすべてヒーリングor上級ヒーリングを持っている。

ヒーリングで回復して別のシィルでまたヒーリングして、とするとAP累積を気にせずヒーリングが使える。状態異常も回復するのでメディウサ戦などでも有効。

Lv47 シィルは燃え100%の『Fレーザー』持ち。炎属性を集めたパーティで。

Lv43 シィル運命の女 シィルはランスをブーストしつつ攻撃する『シルフィード』持ちなのでランスとペアで。

シィルのカードは拠点クエスト『奴隷 シイル』や、『CITY決戦』の宝箱で。運命の女 シィルは『ヘルマンで魔人退治2』の宝箱で確定入手できる。

シィルの食券・裸イベント

食券A。登場人物:ゼス魔法兵他モブ兵士たち、クリーム


ゼス魔法兵ちゃんカワイイ。ランスは酷いヤツだ……

ランス城ではランスへの不満が溜まりに溜まりまくっていた。


ランスの横暴を軍師に陳情する! なんとかしろ! と意気込む兵士たち。それが叶わないならストライキも辞さない!!


皆の不満が爆発しそう。そこにシィルが申し訳なさそうにやってくる。

兵士たちの愚痴や不満をしっかり聞いて、何度も何度も真摯に謝る。

自分の体験もまじえて共感して話を聞いてあげたのだろう。


シィルと話をして、兵士たちは自分たちよりシィルの方が遥かに苦労していたことに気付く。

シィルの苦労に比べれば自分達の苦労なんてたいしたことは無いじゃないか!

シィルの心遣いに心を打たれて不満が解消された兵士たち。

 

まぁシィルはランスに振り回されたり苦労させられたりも嬉しがっている所はあるけど、大変は大変だよね。

めっちゃ大変。ランスのこと大好きでないと無理。


その光景を見てシィルの重要性を認識したクリーム。シィルがいないとランス城がヤバい!

食券B。登場人物:ランス、かなみ、ビスケッタ、リセット、カロリア、あてな2号、ピグ、ハイジ、クリン

氷柱から解放されたシィルが目覚めた時のお話。


シィルが戻ってきて上機嫌なランス。よかったなあ!


無事に解放されたシィルと再会して感涙にむせぶかなみちゃん。いい子や……

だがかなみちゃんには大きな問題が……


かなみのシィルちゃん呼びなんか可愛くて好き。

さて、ヘルマン革命(ランス9)の最中にかなみはランス専属忍者かつ恋人になっていた。

シィルがいない間に…… これは裏切りでは…… 

そのことを考えて考えて、かなみはテンパってしまう。


逃げるかなみちゃん! このポンコツっぷり! かなみちゃんが愛しくなるな!

 

シィルが氷漬けだった間にお城やメイドさんまでゲットしていたランス。シィルは驚きを隠せない。


そしてビスケッタさんの給料に言及するシィル。 

ランス「あれ? その辺、どうなってたんだっけ?」

まあ誰かが上手いことやってメイドさん達にも給料払ってるんだろうけどさ。ランスはテキトーw

 

シィルの作ったへんでろぱを久しぶりに食べるランス。嬉しそう。

そこに元気いっぱいのリセットが!


氷に閉じ込められている間にランスの娘が増えていた。ショックを受けるシィル。

 

その後は一緒にお風呂に入ったり缶蹴りして遊んだり。終始楽しそうなランスが良い。


皆で缶蹴り。

カロリアはランス6で出会ったからシィルも知っているが、ランス9登場のピグとシィルは面識がない。名前も知らない。

名前知らない人いるのにシィルを鬼にして缶蹴りスタートするランス。

缶蹴りのルールだと名前を知らないと鬼は勝てないんだよな。まさに鬼畜w

 

夜ご飯も昼と同じへんでろぱ。栄養が偏ろうがおかまいなし。ランスはシィルのへんでろぱが好きなのだ。


目覚めたばっかりなのに朝から晩まで働きづめのシィル。それを見て気の毒に思うハイジとクリン。


でも当のシィルはとても嬉しそうにウキウキとしているのであった。


ランス「こら! どこに行ってたシィル!」

お城の面々に挨拶に行っていたシィル。

ランス「まったく、またどっかで氷漬けになってるかと思ったぞ」

ランス「もう二度とあんなことはするな。次にしたらひっどい罰与えるからな」

ほんっっとランスはシィルのこと好きだよね。二度とシィルを離したくないってのがよく分かる。ツンデレが過ぎるよ!

 

シィルを湯たんぽにしてベッドで抱き合うランスとシィル。

シィルはランスの傍にいられる幸せを噛みしめ……とほっこりしていたけど結局そのままHに突入。まあランスだからな!

一日中とってもご機嫌なランスだった。

食券C。登場人物:シーラ、ランス、志津香、ナギ、ビスケッタ、あてな2号


シィルとシーラが仲良く家事をしていた所にランスが帰ってきた。


思いつきで奴隷適正検査を行いだすランス。能力が満たない者は奴隷をクビにすると言い出す。


ランスの言葉を真に受けて必死になるシーラがかわいいです。

掃除、洗濯、料理とやっていくが、どれもシィルよりシーラの方が腕がいい。


いつのまにかナギと志津香が来ていた。

シーラの作ったクッキーをうまうまと食べるナギ。志津香もシーラのクッキーの美味しさには驚く。

実はシィルって家事が下手だったのか?と思ったランスはビスケッタさんを呼び出す。


ビスケッタさんの評ではシィルもシーラも愛情たっぷりの丁寧な仕事だが、シーラの腕はプロ級でシィルの腕は嫁入りできる程度(ご家庭レベル)らしい。


敗者のシィルを奴隷クビにするランス。酷ぇ!

助手でも秘書でもやるから捨てないでと懇願するシィル。

ランクアップしてどうすんだ、とポカリと叩くランス。

いつもの夫婦漫才をしているところにふとシーラが漏らす。


シィルが奴隷でなくなったのなら、シィルとランスの関係は何になるのか?

カケラも悪気の無いシーラの天然爆弾発言!


奴隷じゃなくなるならお嫁さんになる! シィルもけっこうイイ性格してるよなw 

もちろんランスは馬鹿なことを言うな!と怒るが……


シーラの言葉に思わず考えこんでしまうランス。ランスの奴隷じゃなければ、シィルはランスの何なのか?


考えこんでしまったランスに志津香が追い打ちをかける。

「奴隷じゃないシィルちゃんは、ランスにとって何になるの?」

ここで志津香がこれを訊くか! いいね!


志津香に訊かれて言葉に詰まるランス。心の中で考える。

(だが……もし奴隷として出会わなかったら……)
(こいつは……)
(いつも俺の傍にいて……)
(いつも嬉しそうに俺の世話をして……)
(どんな場所にもずっと傍にいて……)
(それで毎日のように抱いて……)
(傍に居るのが当たり前な……)
(…………)
(あれ? これって……)
(…………奥さん?)


シィルに話しかけられ慌てて思考を中断するランス。

ランスの顔を覗き込み、風邪をひいているのでは? とランスを心配するシィル。

ここ、はっきりと描かれてないけどランスの顔真っ赤になってたんだろうなあ……

この辺りのシーンだけシィルの名前の上の肩書が『ランスの奴隷』『ランスの???』になっている。芸が細かい。

 

ランスはアレコレ考えてしまっていた事とか全部放り投げて、

「奴隷だ奴隷! お前は暫定、ずっと奴隷!」

とシィルをベッドに投げ飛ばす。棚上げ棚上げ。


緊張を解いて息を吐く志津香。


天然の爆弾娘シーラ。


五人から十人の女の子が失恋しそうになってた! 危なかったね!

ランスがもし完璧に自覚・覚醒して変になって『俺はシィルが好きなんだ! シィル、結婚しよう! 俺の奥さんになってくれ!』ってなっていたかもしれないからね(有り得ないです)。

万一そうなったら失恋する女の子もいたということ。

ところで五人~十人の女の子って誰だろ。

かなみ、マリア、リア、マジック、シーラ、リズナ、コパンドン、志津香あたり? 他にもランス好きな娘は多いけど、失恋って感じはしないというか……


シィルはランスの奴隷。ずーっと、ずーーーーっと。

その後ランスはシィルを奴隷→ペットにジョブチェンジ。

シィル犬にして遊ぶがすぐに飽きてシィルは奴隷に戻るのだった。

この辺りのランスとシィルの関係性の話は2部ラストへの布石だよなあ。良い。

裸イベント。登場人物:ランス


クルックーに繕ってもらった服を着て楽しそうにしていたシィル。

だが脱がーす! 裸でシィルが俺様を誘ってるぞ! とーーーう! 

終わり。いつもの。短っ!

ランス10本編で印象に残ったシィルのシーン

CITY決戦でのランスとシィル

8ターン目の『CITY決戦』。魔人レッドアイと大量の魔軍の侵攻にランス達人類軍は圧倒的な劣勢に立たされる。

ここでランスとシィルが短い休憩を取る場面が二回あって、両方ともが印象的なシーンだった。

1回目の休憩ではベッドに横になったランスとシィルについて、

ランスの手は力強くシィルの小さな肩を抱き寄せていた。

まるでシィルだけは手放すまいとするように。

このように描写されている。本当にピンチだとランスも分かっているからこそだろう。

二人のうちどちらか、もしくは両方が死ぬかもしれないとランスが覚悟しているかのような描写だ。

2回目の休憩ではそれを裏付けるように、ランスがシィルに弱音を吐くシーンがある。


勝手に死ぬんじゃないぞ、とシィルに言うランス。

シィルがランスに「ランス様も……死なないで下さい……」と返すと、

「馬鹿、俺様が死ぬか」 いつも通りのランスかと思いきや、

ランス「だがまあ、何があるか分からんしな」
シィル「えっ!?」
ランス「もしかしたら俺も、と……。そういうこともあるかも知れんな」
シィル「そ、そんな……」
ランス「馬鹿、例えばの話だ」
ランス「……こんなこと言ったなんて、他の奴には言うなよ。格好悪いからな」

自分が死ぬかもしれない、なんてランスが他人に言うのは極めて珍しい。シィルだからこそ漏らすことのできた本音だろう。

この後、ランスが死ぬならシィルもついていく、という話になって、

ランス「俺、結構悪いことしてるから、地獄行きかもしれんぞ」

シィル「……絶対、ついていきます……」

ランスは超ポジティブで能天気に見えるがリアリストなんだよね。自分がやってきたこともよく分かっている。

この後のランスの台詞「ただし、俺はお前が死んでもついていったりしてやらんぞ」

これって実は、最後の最後のシーンへの布石になってるんだよね、多分。最初は気づかなかったけど……

第1部ラストのランスとシィル


決戦前。決して口にはださないがシィルを心配するランス。

世界を統一してハーレムも作ってしまったランスが凄すぎて、「わたし……ここにいても、いいですか?」と訊いてしまうシィル。

ランスは「俺の近くにいろ」 かっこいいねえ。ランスからこんな言葉が聞けてシィルも死ぬほど嬉しかったろうなあ。

そのあとのH中にも「絶対に死ぬんじゃないぞ。お前には仕事が沢山あるんだからな」と言ったりと、ランスは本当にシィルのことが好きすぎる!


そしてついにケイブリス撃破! 満身創痍でシィルの膝に崩れ落ちるランス。

ランスにとってはシィルの膝枕が一番! 

すべて終わって祝勝パーティーへ。


すべてが片付いてご機嫌なランス。シィルに望みをきく。


シィルの望みはランスの赤ちゃん。

フェリスに五十六にパステルにリアにマジックに戦姫に毛利のてるさんにと子どもいっぱい作ってるもんなあ。

そりゃあシィルも欲しいに決まっている。でもランスの事だからどうせ駄目かとおもいきや、

ランス「一回だけだぞ」

……よかったね、シィル。

世界が平和になってしまって敵がいない、平和つまらん、などとこぼすランスを尻目に皆が幸せいっぱい。ハッピーエンド!

そんな風に思ったこともありました……


落ちぶれた冒険者・バード・リスフィ「やあ」

 

ランスを逆恨みしたバードの破壊光線でシィルは致命傷を負い、ランスへの心配と感謝をつぶやき死んでしまう(実際には死んでいなかったのだけど)。

ランスは覚醒しそうになった美樹ちゃんから魔王の血を受け継ぎ魔王ランスに。物語は第2部へ。

第2部のランスとシィル


正気を取り戻したランスがシィルと再会し、とうとう告白するシーン。感無量とはこのこと。

プレイ日記14でも書いたが、ここは本当に最高のシーンだった。だってあのランスがこんな台詞を言うんだよ?

一度シィルを完全に失い、魔王になってまでシィルを生き返らせる方法を探し、15年もたったからこそ出てきた言葉だろうなあ。素晴らしい。


蘇ったシィルと15年ぶり再会して泣きじゃくるサテラもよかった。可愛い!

サテラの食券イベントとか見てないと唐突に感じるかもしれないが、サテラもシィルにめっちゃ懐いていたんだよね。


自慢の髪をシィルに手入れさせて、ビスケッタさんの方が上手いから代わりましょうかとシィルが訊くと「サテラにはシィルがいるからいい」っていうくらいに懐きまくってた。

エンディング。その後のランスとシィル

2部後のエンディングではランス達のその後がさらっと描かれている。

  • 1年後のランス。シィル&クエルプランと一緒に冒険。
  • 30年後のランス。シィル&クエルプラン&ひ孫達とミラクルを訪問。
  • 40年後のランス。乱義に似ているひ孫と一緒。ランス城を確認。
  • 60年後のランス。子、孫、ひ孫、玄孫を元気そうに率いている。

60年後のランスはその日の夜ベッドで目を閉じていて、そばの椅子にはシィルの後ろ姿が……

ランス「今日は…はしゃぎすぎたわい…もう……寝る、のー…」
シィル「そうですね…本当にお疲れ様でした…」
ランス「シィル、そばに…おれ、よー…」
シィル「はい、ずっといます」

ランスの身体が光る魂のようになって、その上にはうっすらと光る魂が2つ。

シィル「おやすみなさい、ランス様」

ランスとシィルの最後の最後のシーンの解釈

40年後のランス、60年後のランスはそばにシィル(とクエルプラン)がいない。

おそらくシィルは30年後~40年後のどこかで亡くなっていて、レベル神のクエルプランもランスに付かなくなったのだろう(シィルさんに悪いとか思ったのだろうか)。

1部でランスが「ただし、俺はお前が死んでもついていったりしてやらんぞ」って言ってた通り、シィルが死んだからってランスがすぐ死んだりはしなかった。

60年後ランスが大往生する時にシィルが椅子に座っていたのは、シィルがランスをお迎えにきたっていうことなんだろうな。

ランスが光る魂のようになって、その上にあったうすく光る2つの魂のようなものは、シィルとクエルプランが天上へランスを連れて行くのを暗示しているのだと思う。

 

あらためて、もうこれ以上なく美しい終わり方だったなぁ。ランスとシィルの物語は完全に終わりって感じがすごい。

もうランスとシィルの活躍が見れないのは悲しいけれど、この二人がずっと一緒にいれてよかった。いい物語だった!

 

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